
※こちらの記事は2020年1月上旬時点での状況を記述しています
チェンマイでムエタイ観戦の手配
さて、タイに来たからには一度は生でムエタイの試合を観たいなと思っていた。
チェンマイの街中を歩いていると、ムエタイマッチのポスターやらチラシが結構張られていて、電話番号やらツイッターやらが書かれている。
でも、ムエタイである。
国鉄のチケット予約をWebでするのはOKだけど、直コンタクトで会わないまま予約は何となく不安も覚える部分もある。
というわけで、立ち寄ったのは宿の前にある旅行代理店。
チェンライ方面にも行きたいと思っていたから、ついでに相談しようと思ったのである。
(現地旅行代理店については別記事で詳しく記します)

代理店のお姉さまが「どれに興味あるの?」と話しかけてきたので、
「これなんだけどねー(LONG NECK & 4 DIFFERENTを指さして)」などと会話する。
こちらのお姉さまも代理店らしく英語が流暢なのでいろいろと相談をした。
日程が合わなかったり、別のオファーがあったりしたのでその辺りもやり取り。
かなり長い会話をしたのでムエタイ部分の要点だけ↓こんな感じでした。
ワタシ「私は3日間チェンマイにいるんだけど、ムエタイ見たいなーと思って。何かオファーある?」
お姉さま「(チラシを出して)このムエタイは、明日夜いけるよ」
お姉さま「リングサイドは1000バーツだよ。VIPシートは1500バーツ」
ワタシ「ミーティングポイントは?」
お姉さま「ホテルまで迎えに行くよ。夜8時から8時半の間にいくからねー」
お金を払ったらお姉さまがさっそく催行者に電話して予約確定。
バウチャーをもらえた。もろもろスムーズだし接客も丁寧にしてもらいで大変助かる。
チェンマイに行ったらこの代理店はまたお世話になりたい。

さて、当日。送迎が来た。
20:00を過ぎたころ。
ホテルの前に赤いソンテウが表れて、私を乗せていった。
私は助手席に座った。
ほかのお客さんのホテルにも立ち寄って、後ろの客席に次々とお客さんを乗せていく。
ドライバーの人とたわいもない会話をしているうちに、ほどなく会場の駐車場に到着した。
このときのドライバー、パンさんとは、こののち数日一緒に行動することになる。
(ムエタイ送迎時の様子などなど、以下の記事をどうぞ)
「試合終わったらここで待ってるからね!」というドライバー・パンさんは車で待機。
我々は、チケットカウンターへ向かう。
チケットカウンターでバウチャーを渡すと入場券とワンドリンクチケットをくれる。
見ているとお金を払っている人もいるようなので、予約は必須というわけではないようである。実際、試合開始時でも一般シートだったらまだ入れそうだった。



さて、チケットを交換したら、会場に入る。
入り口はチケット交換所のすぐ後ろにあって迷うことは無い。
セキュリティゲートの近くに検札をしているお兄さんがいて、
手の甲にブラックライトのスタンプを押してくれる。再入場可ということらしい。

ゲートのすぐ左側にドリンク引き換え窓口があったので、チャンビールに引き換えた。


試合開始…の前に
さて、会場をうろうろして写真撮ったり雰囲気を感じたら、タイ語のアナウンスが流れ始めた。
なんかよくわからないが、みんな起立してね!っていうことらしい。
そして流れる音楽。
タイの映画館などではこの曲が流れてくるそうで、こちらの会場でもこの曲が流れてオオオと思った。ちなみにこれは「タイ王室をたたえる歌」である。
ちょっと話が横道にそれるが、バンコクの駅などでは朝8時と夕方6時にタイ国歌が流れる。その時は直立不動になることと法律で決まっていて、以下のような光景となる。
そして試合開始

1試合目は15歳くらいの少年2人のファイトだった。
どっちかっていうと練習っぽい試合だった。お互いの様子を見ながらけん制して、あまり打ち合わない。
次の試合は女性ファイター動詞の試合。

タイ人女性と、ドイツ人女性ファイターの試合だった。
序盤けん制しながら時間が過ぎるが、ドイツ人ファイターが途中一気に間合いを詰めて肘を顔面にぶち込む!何発も!これは驚いた。タイ人ファイターのギブアップ。
青年男性のマッチが始まる。一人の彼は常に笑顔。楽しそうに試合している。
試合をショーだとよくわかっている感じ。

そして10歳くらいの少年によるマッチ。
動きは拙いのだけど、それ以上にへーと思ったのがセコンドの大人たち。
いけ!撃て!と言っているのでしょう、めちゃくちゃ真剣です。
ラウンドが終わるたびに励ます指導者。叱咤激励。
試合が終わったら「よくやった」という感じで顔を撫でている。
この少年はこの道を歩むのかな。変更することもあるのかな。
でもこの年でこの人数が見ている中ファイトする経験は貴重だな、
なんてことを感じた。
思ったこと…
その夜会場にいた人の人数はおそらく200名くらいだろう。
席によるが一人当たり700~1000バーツ徴収している。
200人からざっくり800バーツもらうとしたら一晩で160,000バーツ。これを毎晩行っている。
ムエタイ興行は彼らにとってよいビジネスかもしれない。ファイター達もスタッフにとっても十分仕事として成り立ちうると感じた。 (まあ裏の世界のアレとかがあると思うが)
そして、VIP席はやっぱり楽しそうだった。
確か1500バーツくらいだったと思う。
途中、ファイターたちと一緒に撮影する時間とか、会話できたりとか、そういうサービスがあった。
見るだけならリングサイドでもOK。でもせっかくだからファイターと少し話してみたいよね。次行くならVIP席だなってココロに決めた。

1500バーツならこれを選べばよかったなと思った。
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