バンコクからアユタヤへ行く途中の「川エビ」がむちゃくちゃおいしい

タイ旅行

【ストーリー】アユタヤ帰りにエビを食べてみる

タイに来て2日目。アユタヤ観光に来ていた。

アユタヤはバンコクから北へ80キロメートルほど離れた県。車で1時間半くらい走れば到着するため、バンコクから日帰りでも行ける観光地として有名である。

観光客が「アユタヤ」という場合には、アユタヤ歴史公園を中心とした、パサーク川とチャオプラヤー川に囲まれた一角のことを指す。世界遺産にも認定されている。

この日私は、以前仕事で付き合いがあったタイ人と一緒にいた。

とても頭の良い方で、自分の仕事をするだけでなく、PR素材について自身のPR経験やタイ人の好みなども踏まえた意見をくれたりして大変助けられた。今後も何かお願いすることがあるかもと思い、連絡先を交換しておいたのだ。(ひらがな・かたかな・漢字も使いこなす。これがどれほどすごいことか、この後タイ語を自ら勉強してみて改めて知ることになる)

昼間ひとしきり遺跡を回ったあと、アユタヤは川エビが有名ですから、川エビを食べませんか?というオファーがあったので、それに従うことにした。

アユタヤを出た後、ドライバーにタイ語でなにやら指示しているが私にはサッパリわからない。「かー。かー。」っていうのが「はい。はい。」って意味らしい。

***

さて、川エビの店に着いたようだ。
高速道路っぽい道の脇にある。

ドライバーには1時間ほど待ってもらうことにする。
ふと彼女に「ドライバーさんもう食事したのかなあ」と話したところ、「あっ、きいてみましょうか」と言ってドライバーに聞いてくれた。
「大丈夫だよ!食ったよ!」ってジェスチャーだったので、ドライバーは置いて、安心して中に入っていく。

中には屋台が並んでいて、アユタヤのお菓子(綿菓子が線状になったもの)や果物のジュースなどを売っている。

さらに中に入っていくと、目的のお店があった。

↑中に入っていきます

↑お店外観。
↑店名の読み方もサッパリわかりません。

店内は庶民的な感じである。
ボトルの水がドンと置かれていて、それを開けながらメニューを見るもののすべてタイ語表記でサッパリわからない。

スマホのAR通訳なんかを見ながら、通訳の彼女にも教えてもらいながら、エビ以外の物も頼んでみる。

エビについては写真付きのメニューを持ってきてくれた。

↑すべてがタイ語表記。タイ文字を読めるようになろうと思った。AR翻訳でも少しはわかるのだが…

ひとしきり注文を終えた。
ちょっと表を見てみたくなったので、店の前を見てみることにする。

↑店先では魚やエビをバンバン焼いています。魚介類が入った水槽も。
↑頭を取ったテラピア(たぶん)料理されるのを待っているんだろうか。
↑こちらが川エビ。やたら長いハサミが特徴的。これを魚焼きの網に挟んでいきなり火にかける。

さて、店内戻って少し会話をしていたら、料理が出てきた。
みんな大好きモーニンググローリー(左:空心菜炒め)と、レモン味のサワーでイカやキャベツをゆでたもの。どちらもうまい。

暑い場所だと、すっぱいものとか、辛いいためものとかがものすごくおいしく感じる。日本の冬に同じ味を食べたいかと言われると正直微妙である。こういうのもタイで味わうからこそなんだろう。

↑ちょっと頼み過ぎた。エビも食べたら食べきれなかった。

そして、お待ちかね、エビの到着である。

大体手のひらくらいの大きさがある。
500グラムで○○バーツ、みたいな値付けになっており、
2匹頼んで1500バーツ(5,400円/2019年12月レート)くらいだったと思う。

イセエビのようなんだが、身のプリプリ具合が素晴らしい。
アロイアロイを連発しながら食べた。

彼女は「この、みその部分をご飯にかけて食べるのが、私は大好きなんですよ」という。

おお、それはうまそうだ。私もやってみようと思う。
スプーンですくい、ご飯にかけて食べてみる。

・・
・・・

アロイ…。

これは凄い。

だしがものすごく出たなんか濃厚な味のスープである。
(食べてみてください)


昼時はもう十分過ぎた頃というのにお店はほとんど満席。
周りの人はローカルのひとばかり。

エビを食べ、イカを食べながら、川エビを楽しんだ午後であった。

エビセンターについて

さて、この場所はいったいこの場所はどこだったのか?ちょろっとネットで調べたらすぐに出てきました。

この一角はGoogle Map上では「エビセンター」と表記されていて、その名の通り、エビをはじめとした海鮮料理のお店が並んでいます。
アユタヤ中心部からはタクシー、またはGrabの距離でしょう。

ここに立ち寄った場合、帰り道に流しのタクシーを拾うのは難しいと思われますので、トゥクトゥクを2時間ほどチャーターしてしまう(交渉次第だが600バーツあれば十分)か、Grabのアプリをインストールしておき、自力でタクシーを呼べるようにしておくのがよいでしょう。

Grabアプリの使い方等についてはいろいろなページで紹介されています。リンクを一つ以下に載せておきます。

また、この一角は外国人観光客はほとんどおらず、メニュー等もすべてタイ語表記です。したがってここに来るには、タイ語を話せる人を何とか確保するか、AR翻訳などで指差しで注文する、英語で何とか注文する、などの手間がかかります。しかし、味は格別ですので是非味わってみてください。

参考までに、この一角にある別のお店を書いたブログも見つけましたので参考まで。

アユタヤのエビセンターで地元のタイ人が勧めるレストランはここ
アユタヤ観光するならエビセンターにも行くべきアユタヤ観光で訪れるべきスポットのひとつは,エビセンターです。実はアユタヤでは川エビの養殖が盛んです。このエビセンターという場所は,さっきまで活きていた新鮮なエビをそのまま焼いて食べることができま

アユタヤについて

バンコクから日帰り観光も宿泊観光も可能な場所にあります。

遺跡を見るのも良いし、ゾウに乗る、お土産を買う、など一般的なアクティビティを行うのはもちろん良いが、できれば地元の人と仲良くなって一緒に回ると街の奥深さに面白さを覚えることと思います。

以下はタイ観光局の公式サイトです。メジャーどころがまとまっています。
https://www.thailandtravel.or.jp/at/ayutthaya/%E4%B8%96%E7%95%8C%E6%96%87%E5%8C%96%E9%81%BA%E7%94%A3/

この日の移動手段

この日はちょっと贅沢をして、バンコクからGrabで車一日チャーターしました。費用は3200バーツ。突然の手配にもかかわらずいいドライバーさんだったので結果的には満足。 Grabの良いところは評価が明確に見えるから、サービスがある程度保証される点だろう。

同じチャーターでも、もっと安い方法はあります。日本語をしゃべれるドライバーが8時間ついて○○バーツというサイトも見かけるので。
この日はほぼ前日にアユタヤ行きが決まったので、一番早く楽に手配できる方法にしました。通訳もついてくれていたから自由に動きたかったのも大きい。

その他の移動手段

結論から言うと、バンコクからアユタヤへ行く方法は数限りなくあります。

電車、ロットゥー、バスなどが代表的ですが、特に電車の場合かなり安価に移動することが可能です。最も安い3等車両の場合、15バーツ(約50円)で行くことができます。

ロットゥーで移動する場合

ロットゥー(乗り合いバン)の場合は、バンコクのチャトゥチャックミニバスステーションなどからバスが出ています。ミニバスだけが集まってくるターミナルです。場所は「北バスターミナル(モーチット・マイ)」の道を挟んだ対面です。

このチャトゥチャックミニバスターミナルはカウンターに英語表記もあるので安心。

チケットカウンターのある建物は4つに分かれていますが、正しい建物に入ればAyutthayaの表記の看板があって、「アユタヤ?!アユタヤ!?」と声をかけてくれます。

アユタヤまでのチケットは60バーツですが、荷物が大きいともう1枚チケットを買わないとダメって言われます。といっても、2枚で120バーツ(約430円)なので、80キロメートルの移動なら文句ありません。(って考えるほうがタイ旅行は幸せになれます)

↑チケットカウンターはたくさんありますが、ほとんど英語併記ですので安心。

↑バンコクからいたるところへ行くことができます。
↑ノリのいいチケットカウンターの女性!ありがとう!
↑チケット売り場の裏手にはバンがびっしり。これに乗ります。



唯一弱点は、BTS(高架鉄道)のモーチット駅からは路線バスなどで行く必要がある点です(歩くと結構な距離です・20-30分くらい)。

面倒ならトゥクトゥクで「チャトゥチャック ミニバスステーション!」とお願いして行ってもらってもいいでしょう。「ロットゥステーション」など、ミニバスのステーションであることを強調するのがコツです、というのも、道を挟んで正面には大型バスが集まる「北バスターミナル(モーチット・マイ)」が存在するからです。

モーチット駅からはタクシーやトゥクトゥクだとおそらく50バーツくらいと思われます。事前交渉はしっかりと。

以下のページに非常に詳細に記されていますので参考までに。

北バスターミナルについては以下のページが詳しいです。大型バスでアユタヤへ行く場合には、こちらから。

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